年1回開催される「全日本初生雛雌雄鑑別選手権大会」には、全国各地から多数の初生ひな鑑別師が参加し、持ち前の技術を披露します。
この大会は、鑑別技術の向上と普及を目的に、100羽のひなを鑑別し、その正確さとスピードを競い、回を重ねるごとに熱気のあふれた競技会として育ってきています。
チャンピオンには、「農林水産大臣賞」が贈られるほか、多数の褒賞が贈られます。
昭和55年の第21回大会では、100%、3分フラットという驚異的な記録が樹立され、この記録はいまだに破られていません。
目的 |
初生雛雌雄鑑別技術の向上発達を図る。 |
競技種目 |
鑑別選手権競技及びグループ対抗競技(以下グループ競技)。 |
参加者の資格 |
選手権競技 |
本会登録の鑑別技術を有する者 |
グループ競技 |
仕事先孵化場ないしは地域鑑別師会を同じくする3名の選手 |
競技用初生雛の種類 |
選手権競技 |
肛門鑑別用初生雛
100羽 |
審査 |
審査員 |
審査員は会長が委嘱する。 |
選考基準 |
この基準以上の成績を得た者。 |
受賞 |
選手権賞 |
会長賞、農林水産大臣賞
優勝旗、優勝カップ、優勝楯、その他関係団体長賞 |
グループ賞 |
会長賞、優勝カップ
その他関係団体長賞 |
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競技会開催年 |
羽数 |
タイム |
確率(%) |
昭和5年(1930) |
50 |
6分00秒 |
96 |
7年(1932) |
100 |
12.50 |
99 |
8年(1933) |
100 |
8.45 |
100 |
9年(1934) |
100 |
6.40 |
100 |
24年(1949) |
100 |
4.47 |
100 |
31年(1956) |
100 |
3.50 |
100 |
40年(1965) |
100 |
3.24 |
100 |
42年(1967) |
100 |
3.06 |
100 |
55年(1980) |
100 |
3.00 |
100 |
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