鑑別師の養成 |
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当協会の鑑別師養成講習において毎年、通常4月から8月までの5ヶ月間、初等科コースを開講し、鑑別師の養成を行っています。
講習生は、この初等科を修了後、孵化場に入り、そこで鑑別研修生として、プロの鑑別師の指導を受けながら、高等鑑別師の資格取得を目指し、実地研修を行います。
鑑別師の検定と登録 |
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鑑別師の資格は高等鑑別師一種です。この高等鑑別師考査を受験するには、初等科ないしは特別研修科(2ヶ月)を修了し、且つ予備試験に合格することが条件です。資格認定のための検定試験(予備考査と高等鑑別師考査)は、通常春と秋の年2回行います。
高等鑑別師考査に合格した者は、本協会高等鑑別師として登録され、地域鑑別師会の構成会員となります。
養成講習受講資格
| 満25歳以下で、高等学校卒業者または、これと同等以上の資格のある者。
身体強健で、視力1.0以上(矯正可)の者。
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鑑別技術講習 |
毎年2月上旬に学科・面接考査と書類審査にて入所試験を行う。合格者は4月から8月まで養成所において技術講習・一般養鶏知識の講義を受け、鑑別技術の基礎を修得する。その後、孵化場で孵化一般作業を手伝いながら鑑別研修を2年〜3年行う。 |
鑑別技術検定試験の基準 |
予備考査 |
供試雛の種類 |
卵用種 |
供試雛の羽数 |
300羽(各100羽
× 3) |
合格基準 |
鑑別率
平均96%以上(但し各100羽 95%以上)
所要時間
30分(但し各100羽 12分以内)
得点
平均92,4000点以上、但し各100羽、907,250点以上 |
高等鑑別師考査 |
供試雛の種類 |
卵用種及び肉用種 |
供試雛の羽数 |
400羽(卵用種300羽、肉用種100羽)(各100羽
× 4) |
合格基準 |
鑑別率
平均99%以上(但し卵用種各100羽 98%以上、肉用種97%以上)
所要時間
400羽 36分以内(但し各100羽 10分以内)
得点
卵用種 各100羽、95.5000点以上
肉用種 各100羽、94.5000点以上 |
鑑別師の登録 |
高等鑑別師の資格を取得した者は、登録を行い鑑別登録証を発給する。 |
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