公益社団法人
畜産技術協会


平成9年度畜産技術情報普及推進事業
放牧の手引き
平成10年3月 (社)畜産技術協会 A4判101頁


 
概 要
 集約的放牧のような生産性の高い放牧は牧草地の管理、放牧家畜の管理、放牧施設(電気牧柵)などの総合した技術が必要とされる。本手引き書は集約放牧技術についての技術者養成と技術普及のためのテキストであり、内地向けの放牧の手引き書である。(1)放牧の現状と今後の方向が記載されている。(2)放牧に適した寒地型イネ科牧草、暖地型牧草の特性、栽培法などが記載されている。(3)放牧草地の維持管理に関しては放牧による草地の変化、放牧草地の診断基準・植生管理・雑草対策・更新技術が取り上げられている。(4)集約放牧技術の基本的な考え方、育成牛・搾乳牛の集約放牧技術などが記載されている。(5)放牧による牛肉生産についての技術が記載されている。(6)放牧育成の効果として牛の生体・生理機能に及ぼす影響、代償成長、肥育成績との関連などが記載されている。(7)放牧関連施設として牧柵、各種ゲート、飲水場、体重測定施設などが取り上げられている。(8)放牧における繁殖・哺育管理では放牧牛の繁殖適齢期、発情発見法、授精法、妊娠中の栄養管理、分娩管理などの技術が取り上げられている。(9)衛生対策として入牧前後の衛生管理、小型ピロプラズマ病対策などが取り上げられている。
 
構 成
 第1章 我が国における放牧の現状と今後の方向
 第2章 放牧に適した草種・品種
 第3章 放牧草地の維持管理
 第4章 集約放牧
 第5章 放牧を利用した肉生産
 第6章 放牧効果
 第7章 放牧施設
 第8章 放牧における繁殖・哺育管理
 第9章 放牧における衛生管理
 


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