公益社団法人
畜産技術協会


平成9年度肉用牛高度肥育技術確立推進事業
牛切断ニ分離胚移植における受胎性向上技術
平成10年3月 (社)畜産技術協会 A4判14頁


 
概 要
 農林水産省畜産局では、平成9年度より、肉用牛生産の低コスト化と高品質化を図る効率的な肥育技術の確立という喫緊の課題に対応した肉用牛高度肥育技術確立推進事業を実施している。畜産技術協会はその一部を実施することとなり、都道府県の畜産試験場などが連携して実施する一卵性双子(クローン牛)を活用した共同試験を円滑に推進するために、共同研究の推進についての検討および情報交換のための中央推進会議と地域技術検討会を開催することとしている。本書は、わが国に適した効率的肥育技術を普及させるために、これら推進会議と地域技術検討会の検討事項を参考に作成した技術マニュアルである。
 
構 成
はじめに
 1.一卵性双子生産技術の問題点 
 2.家畜改良センターにおける切断二分離胚移植による一卵性双子生産 
 3.切断二分離胚の発育性および受胎性に影響を及ぼす要因
  1) 供試胚の品質の影響 
  2) 供試胚の発育ステージの影響 
  3) 切断二分離後の培養方法
  4) 双子生産のための切断二分離胚の移植方法 
  5) 受胎成績向上のためのウシ栄養膜小胞との共移植
  6) 早期の双胎妊娠診断法および流産の予防 
  7) 胚の移植技術および移植器具が受胎成績に及ぼす影響
 参考文献
 あとがき
 


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