| 畜産技術協会は哺乳ロボットを核とする自動ほ育システム定着化のためのマニュアル作成を目的として、平成11年度から農林水産省の畜産振興総合対策補助事業の大規模酪農繁殖ほ育システム定着化推進、12・13年度自動ほ育システム定着化、14・15年度生産振興総合対策補助事業の大規模酪農繁殖ほ育システム定着化の事業を実施した。 これらの事業では、関連技術とシステムについて国内外の情報等を収集するとともに、我が国に適した大規模酪農ほ育・育成システムの技術体系の定着化を検討するとともに、大規模酪農経営に適した自動ほ育システムについてのマニュアルを作成するものとされている。 平成14年度には、都道府県・団体等の各段階において自動ほ育システムの定着化を担う指導者、技術者のための技術マニュアルとして、この事業からの成果を基にして「自動ほ育システム定着化マニュアルー基礎技術編―」を作成し、平成15年度においてこれを一部改定して「哺乳ロボット導入の手引き―牛の自動哺育システム定着化のために―」を作成した。 |
第1章 わが国における哺育システムの現状と自動哺育機の位置付け 第2章 自動哺育機を利用した群哺育における子牛の行動 第3章 大規模哺育システムにおける初乳 第4章 大規模哺育システム(哺乳ロボット)における代用乳(リプレーサー)の利用と飼養管理 第5章 大規模哺育システム(哺乳ロボット)における人工乳(カーフスターター)の利用と飼養管理 第6章 子牛の早期離乳技術 第7章 自動哺乳機を用いた子牛の群哺育管理技術 第8章 自動哺育システム導入の経済性と経営効果についての調査成績 第9章 参考資料(海外のマニュアルの例) |
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