公益社団法人
畜産技術協会


 
家畜等繁殖・生産技術向上対策事業(特用家畜等生産技術向上対策事業)
特用家畜生産利用技術確立調査研究事業報告書 みつ源確保技術確立委託事業(平成17年〜19年度)
平成20年3月 (社)日本養蜂はちみつ協会 A4版70頁


概 要

  アルファルファタコゾウムシは、わが国では1982年に沖縄県、福岡県で初めて確認され、マメ科牧草に食害をもたらす害虫である。その後、西日本から北海道まで被害が広がり、防除効果のある薬剤の開発等による対策が試みられてきたが、コスト高やレンゲ圃場が養蜂家のものでないこと等の理由もあり、防除は進まなかった。

  そのような状況において、即効性はないが、定着することで永続性がある天敵蜂(ヨーロッパトビチビアメバチ)利用によるアルファルファタコゾウムシ防除対策について、調査研究計画を進めるとともに、薬剤の使用に頼らず、害虫被害を最小限にとどめ、みつ源であるレンゲを安定して生育させる耕種的防除技術の確立を目指した。

  本報告書は特用家畜生産利用技術確立調査研究事業により実施した、ヨーロッパトビチビアメバチの増殖技術、放飼試験・定着試験、また耕種的防除技術の確立試験の成果を取りまとめたものである。

 
構 成

はじめに

T 事業の趣旨及び内容

U 事業報告の概要

  1.専門委員会の開催状況

  2.みつ源確保技術確立調査試験事業取りまとめの概要

  3.現地研修会の開催

  4.技術マニュアルの目次

V 事業報告

  1.天敵蜂増殖・放飼試験委託事業成果報告

  2.耕種的防除確立試験委託事業成果報告

W 写真集

お問合わせは、(社)日本養蜂はちみつ協会まで


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