公益社団法人
畜産技術協会


平成16年度畜産技術協力総合支援事業
都市地域における家畜飼養‐伝統的な技術の検討
平成17年3月(社)畜産技術協会


概 要
 本資料は、FAOが畜産に関する調査成績を取り纏めた出版物の中から、発展途上国及び日本における畜産振興にとって参考となり、さらに途上国への畜産技術供与に当って関係者の業務推進に役立つ内容と考えられるものを選定し翻訳したものである。なお、FAOは日本政府と協力して世界の異なる地域における体験の下に、農業体系の分類作業を行っているが、本資料は都市地域における家畜飼養の伝統的技術の事例を体系的に分類整理したものである。
 本資料は、都市畜産の実態と歴史、家畜飼養の問題点、地元固有の技術と棚上げ技術、都市条件で見られる主な家畜の種類、畜産技術(飼養、繁殖、衛生、動物福祉)、畜産加工と伝統的加工品、廃棄物管理、バイオガスなどについて記述され、多数の文献と資料が引用されている。わが国における都市近郊畜産のあり方を考える参考にもなろう。
 
構 成
I.はじめに
II.都市部の家畜飼養における事業者、飼養システム及びそれらに関わる問題
1.都市部の家畜飼養の主な事業者
2.都市部での家畜飼養における主な飼養システム
3.都市部における家畜飼養に関する主な問題点
4.都市部の畜産システムの様々な実態と結論
III.畜産発展のための技術と管理
1.はじめに
2.技術の分類
3.「棚上げ技術」(市販されていない技術)と管理オプションの一覧表
IV.都市の条件に合う家畜の種類
1.豚
2.ニワトリ
3.ウサギ
4.モルモット
5.鳩
V.家畜飼養技術
1.給餌
2.繁殖
3.動物衛生と食品の安全性及び動物福祉
VI.製品加工と廃棄物処理
1.はじめに
2.製品加工
3.廃棄物の処理
VII.まとめ
VIII.参考文献


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