公益社団法人
畜産技術協会


平成9年度自動搾乳システム実用化推進事業報告書
自動搾乳システム定着化マニュアル情報集 第1報
平成10年3月 (社)畜産技術協会 A4版74頁


 
概 要
 搾乳ロボットを核とする自動搾乳システムの実用化を図るために、国内外より収集した自動搾乳に関する情報集である。(1)搾乳ロボットに関する一般的な概念の解説がなされている。(2)国内で利用されている3ヵ所の搾乳ロボットについて利用状況(経営環境、装置・機械について、供試牛の状況、馴致期間・方法、搾乳環境など)についてのアンケート調査と聞き取り調査(稼働実績、維持管理作業など)の結果が報告されている。(3)自動搾乳システムにおけるデータの収集・処理システムについての具体的な解説がなされている。(4)海外の事例としてオランダ農業環境工学研究所ほか2ヵ所での搾乳ロボットの実用化試験の状況と1997年以前の普及状況が報告されている。(5)自動搾乳機を用いた飼養管理システムに関して国内外の研究報告、文献などによる解説がなされている。(6)搾乳ロボット関連の資料の所在について自動搾乳システムの開発、普及状況、自動搾乳システムによる乳牛管理、カウトラフィック、今後の問題点などについての文献の所在が紹介され、それに加えてインターネットによる関連情報の所在も紹介されている。
 
構 成

1.搾乳「ロボット」とは
2.国内情報
 1)北海道、長野
 2)自動搾乳システムにおける情報処理
3.海外事例などの収集
 1)オランダにおける搾乳ロボット実用化試験と普及の現状
 2)自動搾乳機を用いた飼養管理システムに関する研究紹介
4.資料所在情報
 1)自動搾乳システムに関する資料および文献の調査
 2)インターネットにおける内外の搾乳・酪農関係情報


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