公益社団法人
畜産技術協会


平成9年度新家畜資源利用開発調査研究事業報告書
鹿資源利用開発調査研究事業報告書
平成10年3月 全日本養鹿協会 A4版42頁


 
概 要
平成9年から5ヵ年の予定で計画された「新家畜資源利用開発調査研究事業」の鹿については全日本養鹿協会がその実施を委託された。鹿の育成、鹿製品の利用と消費定着化の可能性を調査研究し、国内外の養鹿状況の調査を計画した。平成9年度に鹿資源利用開発専門部会と生産利用作業部会を設け、前者では事業全体の計画を、後者では、鹿肉、鹿幼角、その他の鹿産物 などの3作業部会を設けてそれぞれの事業計画を検討した。(1)鹿肉作業部会:鹿肉と鹿油の物理学的特性、栄養学的成分、加工法、品質基準とその評価、鹿肉とその製品に関するマニュアル作成を計画した。(2)鹿幼角作業部会:幼角の物理学的特性、 栄養学的成分、加工法、製品の評価、鹿幼角に関するマニュアル作成を計画した。(3)その他の鹿生産物作業部会:鹿毛皮、 鹿毛革、鹿角、鹿骨、鹿内臓、鹿糞の処理技術、商品化、鹿生産物商品ハンドブックの作成を計画した。(4)海外事例調査( ニュージーランド):ニュージーランドの養鹿は、飼育牧場4500ヵ所で160万頭(雌100万頭、雄60万頭:赤鹿90%、ダマ鹿5%、交雑種他5%)飼育されている。主な産物は鹿肉17,000トン、鹿角500トンで約200億ドルの売上となり、 肉はドイツ(52%)、アメリカなどへ、角は韓国(47%)に輸出している。大規模な農場、加工 工場を訪ねて、実情を調査した。マツンー大学がそれらの養鹿業の技術センターの役割を果たしており、鹿の改良繁殖、栄養 、飼育、疾病などに関する研究、教育、技術指導を行っている。(5)国内事例調査:北海道鹿追町農業協同組合鹿牧場を調査した。110頭(雌90頭、雄20頭)のえぞ鹿を飼育し鹿産物を販売しているので、育成、繁殖、衛生などの管理の状況、 鹿肉、鹿角などの加工施設、鹿産物の流通の状況、今後の計画や問題について調査した。
 
構 成

1.鹿資源利用開発調査研究補助事業計画の概要
2.平成9年度の事業計画
3.事業の実施報告
4.海外、国内事例調査



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