公益社団法人
畜産技術協会


平成10年度畜産関係温室効果ガス抑制技術等調査検討事業報告書
畜産における温室効果ガスの発生制御第四集・海外調査報告第4報
平成11年3月 (社)畜産技術協会 B5版238頁


 
概 要
 気候温暖化枠組み条約第3回締約国会議(COP3)が1997年12月京都で行われたが、それを受けて我が国では1998年6月地球温暖化対策推進大綱を決定した。COP3では地球温室効果ガスの排出量について削減数量、政策措置などについて法的拘束力のある議定書を採択することが決議された。
このような情勢のなかで、平成10年度においても畜産における温室効果ガスの定量的な解明および抑制技術に重点をおいた最新の研究情報の集積と解析を実施した。
 
構 成

T.地球温暖化をめぐる流れ
 1.はじめに、2.地球環境問題、3.温暖化、4.気候変動枠組み条約(COP3)、5.おわりに
U.反芻家畜とメタン
 1.メタン生成のメカニズム、2.変動要因と発生量の推定、3.発生量の制御、4.反芻家畜からの発生量の実態および削減対策技術と将来展望(まとめ)
V.家畜排泄物からのメタンおよび亜酸化窒素の発生とその制御
 1.家畜排泄物の排出量と処理・利用の現状
   1)家畜排泄物の排泄量、2)家畜排泄物の処理・利用の状況、3)処理方法別の有機物量と窒素量の推定
 2.メタン
  1)発生のメカニズム、2)変動要因と発生量の推定、3)発生量の制御
 3.亜酸化窒素
  1)発生のメカニズム、2)変動要因と発生量の推定、3)発生量の制御  
W.草地とメタン・亜酸化窒素
 1.メタン
   1)発生と吸収のメカニズム、2)変動要因と発生量および吸収量の推定、3)発生量の制御、4)草地からの発生・吸収量の実態および削減対策技術と将来展望
 2.亜酸化窒素
   1)発生のメカニズム、2)発生の実態、3)発生量に及ぼす変動要因、4)発生量の制御、5)諸外国の研究動向、6)我が国において今後必要な研究

「海外調査報告第4報」
 1.アメリカ合衆国における畜産からの温室効果ガスに関する研究動向
 2.カナダ国における畜産からの温室効果ガスに関する研究動向


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