平成10年度肉用牛高度肥育技術確立推進事業報告書
供試(クローン)牛の作出及び肥育試験に関連する参考文献集
平成11年3月 (社)畜産技術協会 A4版20頁
概 要
(社)畜産技術協会では,平成9年度より農水省の畜産再編総合対策の肉用牛高度肥育技術確立事業を実施し、その全国段階における推進部分を担当した。具体的には、家畜改良センターと都道府県の畜産試験場等が連携して実施する一卵性双子(クロ−ン牛)を活用した共同試験を円滑に推進するため、中央推進会議を開催し、整備事業と共同試験に参画する都道府県の参加を求め、共同試験の推進についての検討及び情報の交換を行なうこととしている。これらの成績や中央推進会議において検討された事項を参考に、我が国に適した効率的肥育技術を普及させるための技術マニュアルを作成することとしている。
平成10年度においては、本報告書のほか、マニュアル10−1「牛肉の品質評価のための理化学分析マニュアル」、マニュアル10−2「牛の核移植マニュアル」及びテキスト10−1「クローン技術の応用に関する展望とクローン牛の相似性調査の必要性」をとりまとめた。
構 成
1.核移植によるクローン牛の作出について 青柳 敬人
2.核移植によるクローン牛の肥育結果 撫 年浩
3.一卵性双子の肉量に関する相似性(中間報告) 撫 年浩
4.クローン牛による肉用牛高度肥育共同試験の平成10年度までの成績
平成9年度開始試験
平成10年度開始試験
参考資料
(1)平成9年度高度肥育技術確立推進事業の事業実施について
(2)平成10年度高度肥育技術確立推進事業の平成10年度委員名簿及び共同試験参加県