公益社団法人
畜産技術協会


 
畜産環境保全技術開発推進体制整備事業 第3期(平成11年度〜平成15年度)
平成11年度事業報告書
平成12年3月 (社)畜産技術協会 A4版131頁


 
概 要
 畜産技術協会では、平成3年度から日本中央競馬会の特別振興資金による助成事業として(財)全国競馬・畜産振興会の助成により基金を造成し,畜産環境保全技術開発推進体制整備事業を実施している。
 この事業実施のため,畜産技術協会に検討委員会を設置して畜産環境保全技術に係る諸問題を総合的に調査・検討し提言等を行い,併せて,畜産業に起因する湖沼等の水質汚濁に係わる調査分析事業について,(財)国際湖沼環境委員会に委託して実施している。
 この事業の第1期(平成3年度〜7年度)では、集水域で畜産業の盛んな国内と海外の主要な閉鎖性湖沼における畜産負荷の事例・概況調査および地下水中硝酸態窒素化合物の動態事例・概況調査を実施した。さらに、畜産による水質汚濁防止に係わる各国の法的規制の調査を行い報告した。
 第2期(平成8年度〜10年度)においては、北米五大湖流域における畜産活動,畜産環境対策,畜産負荷・環境汚染防止技術・環境保全対策の実態調査及び文献調査を行い報告した。
第3期(平成11年度〜15年度)においては,畜産環境保全推進検討事業として調査分析事業の効率的推進を図り,併せて,畜産環境保全技術に係わる諸問題を総合的に調査・検討し,提言等を行なう。これと共に,畜産業等に起因する湖沼等の水質汚濁に係る調査分析事業として,水質汚濁の機序,汚濁負荷に関し,海外及び国内の実態に関する調査,関連情報の収集,分析検討を行なっている。
 本報告書には,平成11年度に当協会が実施した検討事業および調査分析事業として(財) 国際湖沼環境委員会に委託して実施した調査分析結果を報告した。
 なお、第3期に実施した事業の総括報告書として平成15年度に「畜産業等に起因する湖沼等の水質汚濁に係る調査分析」の作成を予定している。
 
構 成
1. 畜産環境保全推進検討事業
2. 畜産業等に起因する湖沼等の水質汚濁に係る調査分析事業報告
海外(北欧・デンマーク、西欧・オランダ)および国内(滋賀県)における湖沼等の水質汚濁に係わる調査分析


PAGE TOP

(C) Japan Livestock Technology Association 2005. All Rights Reserved. CLOSE