公益社団法人
畜産技術協会


平成13年度 特用家畜振興推進事業
めん羊飼養におけるインターネット利用等に関する調査報告書U
平成14年3月 社団法人 日本緬羊協会 会長 豊田 晋


 
まえがき
 (社)日本緬羊協会では、特用家畜振興推進事業を昨年度に引き続き本年度も実施いたしました。
 この事業は、めん半坂輿の検討並びに生産技術・指導力の向上、生産物利用技術の高度化、指導情報の提供、めん羊産品利用などの啓発普及、めん羊に対する消費者のニーズの把握等を推進し、めん羊を振興しようとするものであります。
 平成13年度も二つのテーマを調査の対象とすることとし、そのうちの一つのテーマとして、「めん羊飼養におけるインターネット利用等」を取り上げることにいたしました。
 近年、インターネットは急速な発展を遂げ、農業・畜産を含む様々な分野で、広く利用されるようになりました。さらにこの一年でインターネットを取り巻く環境は整備され、通信回線の高速化や各種のソフトの開発で操作が容易になり、ホームページも作成しやすくなりました。
 このように状況において、使い勝手の良くなったインターネットの利用は、めん羊飼養者だけでなく羊肉・羊毛等の生産物の販売や流通等の場においても大変有益であると考えられます。
 そこで、インターネットがめん羊の生産、生産物の販売、情報交換等の現場において、どのように利用され、そしてその効用はどのようなものなのか等の現状を把握するため、利用者の事例等の実態調査及びアンケート調査を実施してその結果を報告書に取りまとめました。また、ホームページの作成の手順を分かりやすく解説するために、実際にホームページの開設を行いその結果を報告書に取りまとめました。
 この報告書がめん羊振興のため、全国のめん羊関係者に広く活用されることを期待してやみません。
 事業実施に当たりまして、ご指導ご協力を賜りました農林水産省生産局畜産部畜産技術課の関係担当官及び現地調査・アンケート調査並びに取りまとめの労を賜りました東北大学大学院農学研究科の八巻邦次氏並びに調査地等の関係各位に深く感謝申し上げます。
 
 
目 次

T.調査の目的
U.調査の方法
V.調査の結果
 1.めん羊飼養者のインターネット利用状況
  1) ヨークシャーファームの事例
  2) 松山農場の事例
  3) ポーヤファームの事例
 2.羊毛関係者のインターネット利用
  1) 羊工房Masakoの事例
  2) 羊毛断熱材「サーモウール」の開発
 3.インターネットに関するアンケート調査
  1) アンケート調査票について
  2) アンケート調査の結果
  3) インターネットによる情報の公開について
  4) めん羊関係者のインターネット利用の現状と問題点
 4.ホームページの開設等について
  1) ホームページの開設の手順
  2) ドメイン名の取得について
  3)「羊のひろば」の開設事例
  4)ホームページの発信による利点について
W.ま と め

資 料
 1.めん羊関係者のインターネットに関するアンケート調査票
 2.アンケート分析図表

こちらから全文をご覧いただけます PDF


PAGE TOP

(C) Japan Livestock Technology Association 2005. All Rights Reserved. CLOSE