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平成9年から13年までの5年間、マイクロチップなどの電子機器を用いて個体識別システムを確立するために、家畜個体識別技術の検討・研究会、関連した情報の収集、実用化のための実証試験を行なってきた。(1)5年間に8回の研究委員会を開催している。(2)平成10〜11年度に実施された飲込式トランスポンダ(ボーラス)の実証試験の成果として、ハンディ型トランシーバーと定置型トランシーバーでのボーラスの読みとりについて、読みとり可能距離、読みとり率、ボーラス飲み込みの生産性への影響などの結果が記載されている。(3)平成12年度のボーラスと電子耳標による個体識別実証試験の結果として、トランスポンダの読みとり率、耳標の読みとり状況、耳標の脱落率、自動計測記録などの状況が記載されている。(4)平成13年度の成果として、無線による集中管理システムの構築、より実用的な耳標の試用、自動計測の記録などについての検討結果が記載されている。(5)畜産業における電子式識別技術の今後に期待される役割と課題が解説されている。 |
1.家畜個体識別システム開発の目的と開発・調査経過(年度別概要報告)
2.年度別実証試験の方法、結果および考察
1)平成10〜11年度:飲込式トランスポンダ(ボーラス)を用いた家畜個体識別実証試験について
2)平成12年度:神津牧場におけるボーラスおよび電子耳標による家畜個体識別実証試験について
3)平成13年度:神津牧場における電子耳標による家畜個体識別実証試験について
3.今後に期待される役割と課題
1)電子式識別(RFID)技術の現状と将来
2)電子式耳標とボーラスの比較
3)RFIDの家畜管理技術自動化・高精度化への応用について |
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