公益社団法人
畜産技術協会


 
平成13年度畜産関係温室効果ガス制御技術など調査検討事業報告書
畜産における温室効果ガスの発生制御 (総集編)
平成14年3月 (社)畜産技術協会A4版174頁


 
概 要
  農林水産省の委託を受け、平成3年度から「地球温暖化関連家畜飼養技術等検討調査事業」、平成7年度から「畜産関係温室効果ガス制御技術等調査検討事業」を実施している。平成13年度においても、学識経験者による検討会で温室効果ガス発生の定量的な解明、制御技術等の検討を進め、海外調査を行って情報を収集した。平成13年度がこの事業の最終年度となったので、総集編としてこれまでの成果を取りまとめた。なお、平成13年度に行ったオーストラリア国とデンマーク国の調査結果は別冊として報告した。
 
構 成
T.地球温暖化をめぐる流れ
1.はじめに 2.温暖化のメカニズム 3.国際社会における温暖化への取り組み 4.温暖化の科学的知見 5.気候変動枠組条約締約国会議(FCCC−COP) 6.おわりに
U.温室効果ガスの濃度変動、温暖化及びその対策技術
 1.大気組成の変化とその原因 2.二酸化炭素、メタンおよび亜酸化窒素の温暖化への寄与 3.大気組成の変化と畜産 4.今後の予測 5.対策の現状 6.おわりに
V.反芻家畜とメタン
 1.メタン生成のメカニズム 2.変動要因と発生量の推定 3.発生量の制御 4.反芻家畜からの発生量の実態及び削減対策技術と将来展望(まとめ)
W.家畜排せつ物からのメタン・亜酸化窒素の発生と制御
 1.家畜排せつ物の排出量と処理・利用の現状 2.家畜排せつ物からのメタン発生量の推定と制御 3.家畜排せつ物からの亜酸化窒素の発生量の推定と制御 4.アンモニアの揮散(アンモニア・エミッション)について 5.わが国において今後必要とされる研究 6.家畜排せつ物からのメタン及び亜酸化窒素の発生の実態及び削減対策G術と将来展望
X.草地とメタン亜酸化窒素
 1.メタン 2.亜酸化窒素
Y.わが国の畜産における温室効果ガスの発生と制御(総括)
 1.畜産におけるメタン・亜酸化窒素の発生量の推定 2.メタン・亜酸化の制御技術の現状 3.畜産における温室効果ガス制御に関する課題
Z.「地球温暖化関連用語解説」
1.地球温暖化係数(GWP)    2.地球温暖化関連用語
 
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