公益社団法人
畜産技術協会


 
平成13年度畜産新技術開発活用促進事業報告書
平成14年3月 (社)畜産技術協会 A4版290頁


 
概 要
 平成10年度から農畜産業振興事業団の助成を受けて畜産新技術開発活用促進基金を造成し、畜産新技術開発活用促進事業を実施している。
この事業は、平成9年度まで実施していた畜産先端研究開発基盤整備事業、畜産生産性向上等技術開発促進事業、畜産実用技術改善活性化事業及び潜在畜産技術活用促進事業の4事業を統合・継承し、平成10年度から開始されているものである。
事業の趣旨は、幅広く畜産技術全体の改善及び新技術の活用促進を図ることを目的に、海外先端技術、畜産業への応用が期待される各種産業分野の技術、生物系基礎分野技術、一部の生産現場でのみ利用されている優良技術の幅広い分野から技術情報の収集・分析、技術開発支援、技術情報の提供等を総合的に行うことによって、畜産技術における幅広い問題解決に対応し、我が国畜産基盤の一層の強化を図ることを目的としている。
平成13年度は、前年度に引き続き技術情報の収集、畜産技術開発案件の募集・選定及び開発支援、刊行物、インターネット等による畜産技術の情報提供の実施と併せて、高性能畜産機械の普及促進等を実施し、さらに、体細胞クローン牛の繁殖・発育性及びクローン牛肉の性状調査を実施し、消費者の理解、認識が不十分な技術等について、パンフレット、ビデオ放映、パネル展示等により普及、定着及び信頼性の確保を図った。
本報告書には、平成13年度に実施した事業の経過及び成果を掲載した。
 
構 成
1.事業の目的
2.平成13年度事業の実施状況
 1)海外先端技術、生物系基礎分野技術等の幅広い技術分野からの国内外の畜産技術情報の収集・分析・評価、調査、技術開発支援、技術情報の提供等
 2)生物系特定産業技術研究推進機構と共同して出資等を実施した法人に対する指導監督
 3)高性能畜産機械等の試験研究、実用化の促進及び導入に関する基本方針(省令、告示)で定められた試験研究の対象とすべき高性能農業機械等のうち畜産用機械等の実証展示、情報提供等
 4)実証展示を行うために、高性能畜産機械等を設置する者に対する当該機械等の設置に要する経費についての助成
 5)クローン技術についての国民の理解を深めるための情報の収集・分析・評価、調査、情報の提供等
 6)畜産物関連新技術についての国民の理解を深めるための情報の収集・ていきょう、モデル展示等
   


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