公益社団法人
畜産技術協会


 
平成16年度畜産先端研究開発情報整備事業
畜産先端研究開発情報整備事業(平成15、16年度)報告書
平成17年3月 (社)畜産技術協会、
(独)農業・生物系特定産業技術研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター A4版147頁


 
概 要
  わが国の科学技術は、先端技術を活用した高度な機器・システム等の開発を急速なスピードで進化させている。一方、畜産をめぐる情勢は、BSE問題等により消費者の安全・安心への関心の高まり、トレサビリテイシステムの導入等により一変しており、今後新たな生産・流通・販売・管理システムの形成や施策の展開が求められる。
 畜産技術協は、日本中央競馬会の特別振興資金助成事業として(財)全国競馬・畜産振興会からの助成を受け、平成9年度から14年度に「畜産関連研究開発情報整備事業」のうち「先端研究開発情報収集等」を生物系特定産業技術研究推進機構に委託して行い、異分野産業の研究情報、国内の文献情報、畜産関連機器等の知的所有権情報、異分野技術の畜産分野への活用状況等の情報を提供した。
 これに引き続(財)全国競馬・畜産振興会からの助成を受け、畜産技術協会が平成15・16年度において、さらに生物系特定産業技術研究支援センターに委託して、より幅広い分野からの意見を収集し、先端技術を活用した畜産的利用技術開発としての研究開発を促進するための情報提供を目的に「畜産先端研究開発情報整備事業」を実施した。本事業は、畜産分野への情報の提供が主な目的であったが、研究の推進において重要なのは研究内容が高度化、専門化する中、様々な分野の専門家が集結して課題に取り組む共同研究の推進であり、その結果として畜産分野の研究開発が推進されることになる。
 本事業でのアンケート調査、現地調査を通じ、@異分野研究機関において、畜産分野に関心があっても、どこに希望する研究者が居るのかなどの情報が不足しており、情報が必要とされていること、A共同研究を推進するための旗振り役であるコーデネーターが不足していることが明らかになった。
 
構 成
はじめに
1 畜産先端研究開発情報整備事業の概要
2 企画検討委員、専門委員名簿及び調査実施者一覧
3 企画検討委員会の開催
4 専門委員会の開催
5 アンケート調査の実施
6 現地調査の実施
7 ホームペイジ、メールマガジンでの情報提供と活用
   


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