公益社団法人 畜産技術協会
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めん羊の品種

家畜化されて永い歴史を持つめん羊は、人々にとって衣食住に深く関わりを持ってきた動物で、目的に応じて様々に改良され、1,000種以上の品種が作り出されました。


用途による分類
その他の分類方法

用途による分類

品種の分類にはいくつかの方式がありますが、ここでは毛用種、肉用種、毛肉兼用種、毛皮種などのように、用途によって分類した品種の一部を紹介します。

用途 品種
毛用種
スパニッシュ・メリノ、ランブイエ・メリノ、オーストラリアン・メリノ
肉用種
サウスダウン、サフォーク、チェビオット
毛肉兼用種
コリデール
毛皮種
ロマノフ


毛用種
スパニッシュ・メリノ種(Spanish Merino)
原産地 スペインで作られた品種で毛用(細毛)種の代表格
体重 雄が40kg、雌は35kg程度と小型
羊毛 50〜70番手
毛長 4.0〜10.0cm
毛量 雄2.5〜6.0kg、雌2.0〜4.0kg
特徴 乾燥地に適し、強健で繁殖能力は高い。雄にだけ角がある。

ランブイエ・メリノ種(Rambouillet Merino)
原産地 フランスでスパニッシュ・メリノを基礎にして改良された毛用種
体重 雄100〜115kg、雌75〜80kg
羊毛 64〜70番手で毛質はよい。
毛長 3.8〜7.5cm
毛量 雄7.0〜14.0kg、雌5.0〜7.0kg
特徴 メリノ種の中でもっとも大きく、肉質は佳良で産肉性にも優れている。

オーストラリアン・メリノ種 (Australian Merino)
原産地 オーストラリアの乾燥地帯で、スパニッシュ・メリノを基礎に改良増殖された代表的な毛用(細毛)種
体重 雄60〜70kg、雌35〜50kg
羊毛 細美で、ヨーク(羊毛脂)は比較的少ない。太さは60〜70番手
毛長 7.5〜9.0cm
毛量 雄7.5kg、雌4.0kg
特徴 Fine(小型で、羊毛は細美でヨークが多い。70番手以上)・Medium(中間タイプで、最も一般的。64番手が中心)・Strong(大型で、羊毛はヨークが少なく、強靭で、太い。60番手が中心)の3タイプに分けている。


肉用種
サウスダウン種(Southdown)
原産地 イギリスのサセックス州、サウス・ダウンズ丘陵地帯が原産地でダウン系種の基礎となった肉用種。古くからこの地方に飼育されていた小型の在来種(サセックス種)から選抜育種して作られた。
体重 雄80〜100kg、雌55〜70kg
羊毛 58〜60番手、緻密で品質がよい。
毛長 5.0〜7.5cm
毛量 雄3.2〜5.4kg、雌2.2〜3.6kg
特徴 小型で地低ではあるが、体躯は充実して幅、深みがあり、典型的な肉用タイプで肉質は英国種の中で最もよいといわれ「肉めん羊の王」と称される。

サフォーク種(Suffolk)
原産地 イギリスのサフォーク州が原産。在来種のノーフォーク・ホーンにサウスダウンを交配して作られた大型の肉用種である。

サフォーク種

体重 雄100〜135kg、雌70〜100kg
羊毛 白色の半光沢、太さは52〜58番手
毛長 8.0〜11.0cm
毛量 2.5〜4.0kg
特徴 早熟早肥で産肉性に富み、良質のラム肉を生産。世界各国で肉生産用の交配種として広く飼養されている。頭部と四肢には羊毛がなく、黒色短毛で覆われている。

チェビオット種(Cheviot)
原産地 イングランドとスコットランドの境界のチェビオット丘陵が原産で、この地方の在来山岳種に低地種の雄を交配して作られた。
体重 雄70〜80kg、雌50〜60kg
羊毛 48〜56番手
毛長 10.0〜12.0cm
毛量 2.3〜4.1kg
特徴 体質強健、活発で粗飼料の利用性が高く、肉質もよい。毛脂は少なく、ツイードの原料として用いられる。山間での放牧に適している。


毛肉兼用種
コリデール種(Corriedale)
原産地 ニュージーランドが原産で、メリノにリンカーン、レスター、ロムニマーシュなどの英国長毛種を交配して作られた毛肉兼用種である。
体重 雄80〜110kg、雌60〜70kg
羊毛 厚く密生し、太さは50〜58番手
毛長 10.0〜15.0cm
毛量 雄7.0〜10.0kg、雌5.0〜7.0kg
特徴 非常に温厚で、様々な気象条件にもよく適応し、飼いやすい品種である。


毛皮種
ロマノフ種(Romanov)
原産地 ロシア原産の毛皮種
体重 雌で40〜50kg
特徴 小型で繁殖力は旺盛。多産で周年繁殖も可能。毛皮は主に子羊のものを利用。

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その他の分類方法
土地条件による分類

原産地の土地の高低によって、山岳種、丘陵種、低地種に分けられ、代表的な品種には次のようなものがある。

山岳種 ブラックフェイス、ウェルシュ・マウンテン、チェビオットなど
丘陵種 サウスダウン、サフォーク、ドーセットホーンなど
低地種 ボーダーレスター、リンカーン、ロムニマーシュなど


羊毛による分類

羊毛はその用途によって毛用と毛皮用に大別でき、さらに羊毛の長さによって長毛種と短毛種、太さによって細毛種、中毛種、粗毛種などの分類もできるが、アメリカでは次のように分けている。

細毛種 ブールーラ・メリノ、ランブイエ・メリノ
中毛種 サウスダウン、サフォーク、チェビオットなど
長毛種 ボーダーレスター、リンカーン、ロムニマーシュなど
交雑毛種 コリデール、コロンビアなど
粗毛種 ブラックフェイス
毛皮種 カラクール


系統による分類

改良に用いられた品種による分類で、メリノ系種やダウン系種などがある。

ソイ種

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