目 的 |
畜近年急速に普及しつつある生体内卵子吸引−体外受精(OPU-IVF)によるウシ胚生産技術のさら
なる普及を目的として、OPUの未経験者から実施者までを対象としたOPU及びIVFに対する知識と
手技の習得を目標とする。
受講者は講義によりOPU-IVFの理論と現状の普及状況を身につけ、と体生殖器を用いた実習によ
り基本的な超音波診断装置による卵巣の観察、卵巣及びプローブの操作を習得し、さらに獣医師の
うち希望者は生体で超音波診断装置によるOPU技術を実施することで、より深く技術の理論の習得
を目指すものである。
一方、その他の獣医師及び家畜人工授精師には採取した卵子の検索、体外成熟培養、体外受精及
び体外培養の要点を中心として実習を行い、OPUをサポートする技術力の獲得を目標とする。ま
た、研修会の中で日常業務における疑問点や繁殖に関連する新技術などへの要望についても対応す
る。
なお、新型コロナ感染症の影響で対面による研修が実施できない場合も考えられるため、ウェブ
による遠隔講義・実習の形式も準備し、対面及びウェブによるハイブリッド開催とする。 |
場 所 |
酪農学園大学動物医療センター
(〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582番地) |
内 容 |
(1) OPU-IVFによる胚生産技術の理論と現状(講義)
(2) と体生殖器を用いたOPU技術の習得(実習)
(3) 生体からのOPUの実施方法(実習)
(4) OPU後の体外受精関連技術(ビデオ視聴) |
講 師 |
今井 敬 教授 (酪農学園大学 農食環境学群 循環農学類 動物生殖工学研究室)
杉浦 智親 助教 (酪農学園大学 獣医学群 獣医学類 動物生殖学ユニット) |
参集範囲 |
対面:5〜10名、遠隔:30名 (初級・中級)
(1) 全国でウシ繁殖業務に携わっている獣医師・家畜人工授精師
(2) 受講希望者多数の場合は選考にて受講者を選定するものとする |
その他 |
防疫上の注意等、詳しい内容等については、【開催要領】も併せてご参照ください。
【申込用紙(Word)】
※郵送した申込書に不備があり申し訳ございません。対面or遠隔のご希望をご記載ください。 |