社団法人
畜産技術協会



令和4年度 繁殖性等向上対策事業(令和3年度補正)
〔技術力向上のための研修(畜産技術者の養成)〕 研修会のお知らせ
2023年1月6日更新

 

  公益社団法人畜産技術協会では、畜産・酪農の生産力強化を図るため、地域の課題となっている繁殖性の向上
 や子牛の損耗防止等の技術的な問題を改善していくための研修会を開催いたします。
  本事業では、現在繁殖業務に従事している方を対象に、地域のニーズに即して行う実践的な研修を実施し、先
 進的または高度な畜産技術を活用して地域の課題を解決できる畜産技術者を養成することを目的としています。
 
 下記の場所で開催予定です(随時更新予定)。 参加費は無料です。
 (研修会受講のために必要な交通費・宿泊費等は受講生が各々負担をお願いいたします)
 是非、近隣の開催地へお申し込みください!
開催予定地
(順不同)

 (1) 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部
 (2) 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 農業研究本部 畜産試験場 基盤研究部 生物工学G

 (3) 宮崎大学大学院 産業動物臨床繁殖学研究室
 (4) 酪農学園大学 動物生殖工学研究室
 (5) 国立大学法人 岩手大学 農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育センター(FSC)御明神牧場
 ※ 随時更新いたします

応 募 先

 公益社団法人 畜産技術協会 管理部企画課 渡邉
 〒113-0034 東京都文京区湯島3-20-9 緬羊会館内
 TEL 03-3836-2301  E-mail ; oubo(アットマーク)jlta.jp
 ※問い合わせも上記へ 受付時間 : 平日の午前9時30分〜午後5時00分(正午〜午後1時を除く)

注意事項

 ※締め切りを過ぎた研修会の問い合わせが非常に多くなっております。
  締め切り後の受講受付はいたしません。申し訳ございませんが、メールへの返信も致しかねます
  ことをご了承ください。
 ※メールアドレスの記載漏れや不備がある場合、受講承諾のご連絡ができかねることをご了承くだ
  さい。


[1]静岡県立農林環境専門職大学短期大学部
【黒毛和種繁殖牛の代謝プロファイルテストおよび超音波画像装置技術研修会】
目 的

  黒毛和種牛群の栄養状態の適正化を図ることによる和牛繁殖農家牛群の繁殖性向上を目的に、代
 謝プロファイルテスト技術研修会を開催する。これにより、生産現場で繁殖検診を実施している獣
 医師に栄養面からの適正な牛群管理に対する知識を伝え、生産現場の問題を多角的な視点で
 解決できる技術者養成を図る。
  また、繁殖検診に利用されている超音波画像装置についても解説し、実習を行う。併せて、OPU
 技術の実演も行う。

開催日時

 令和4年10月20日(木) 10:00〜15:30 (9:30〜受付)

場 所

 静岡県畜産技術研究所
 (〒418-0108 静岡県富士宮市猪之頭1945)

内 容

 (1) 黒毛和種繁殖牛の代謝プロファイルテスト診断法(講義及び演習)
 (2) 牛の超音波画像装置の利用(実習)
 (3) OPU実演

講 師
(敬称略)
 (1) 渡邉 貴之 (静岡県立農林環境専門職大学短期大学部 生産科学科 准教授)
 (2) 瀬戸 隆弘 (静岡県立農林環境専門職大学短期大学部 生産科学科 講師)
参集範囲

 5名 (初級者向け/OPU未経験者可)
 (1) 静岡県及び静岡近県に在住または在職のウシの繁殖業務に携わっている産業動物獣医師
 (2) 応募者多数の場合は選考にて受講生を選定するものとする

応募期間

 令和4年10月5日(水) 到着分まで

その他

 防疫上の注意等、詳しい内容等については、【開催要領】も併せてご参照ください。

 【申込用紙(Word)】


[2]地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 畜産試験場
【OPU実務者技術研修会】
目 的

  畜産農家の生産力強化、収益性向上のための技術(牛生体卵胞内卵子吸引(OPU)技術等)につい
 て、OPU初級者もしくは未経験者が知識と手技を習得するための入り口とする。
  受講者はOPUの理論と現状についての知識を身につけ、と体の生殖器(子宮及び卵巣)を用いた基
 本的なOPU技術、生体牛による基本的なOPU技術、OPUにより採取した卵子の培養及び体外受精技
 術の実習を行う。

開催日時

 令和4年10月25日(火)13:00〜17:30 (12:30〜受付),26日(水)9:00〜15:30

場 所

 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 畜産試験場
 (〒081-0038 北海道上川郡新得町字新得西5線39番地1)

内 容

 (1) OPUの理論と現状についての知識の習得
 (2) 基本的なOPU技術の習得

講 師
(敬称略)
 (1) 今井  敬 (酪農学園大学 動物生殖工学研究室 教授)
 (2) 中津 祥也 (地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 畜産試験場 研究職員)
参集範囲

 5 名 (初級/OPU未経験者可)
 (1) 道内で繁殖業務に携わっており、日常的に直腸検査やエコーの飼養を行っている獣医師
 (2) 受講希望者多数の場合は選考にて受講生を選定するものとする

応募期間

 令和4年10月5日(水) 必着

その他

 防疫上の注意等、詳しい内容等については、【開催要領】も併せてご参照ください。

 【申込用紙(Word)】


[3]国立大学法人宮崎大学農学部附属住吉フィールド
【ウシの繁殖性向上に向けた獣医療技術講座】
目 的

  畜産農家の生産力強化、収益性向上のための技術(体外受精卵の作出に必要な技術)について、現
 場で実践するための必要な知識、基本的な手技の習得を目指す。具体的には、ウシ経腟採卵(OPU)
 −体外受精技術に関するオンラインによる事前学習及び講義を経て、生体よりOPUにて卵子を回収
 し、検卵に関する実習を行う。

開催日時
及び場所

 令和4年10月28日(金) 9:00〜17:30(宮崎大学農学部附属住吉フィールド)

場 所

 国立大学法人宮崎大学農学部附属住吉フィールド

 (〒880-0121 宮崎市大字島之内10100-1)

内 容

 (1) ウシ経腟採卵(OPU)-体外授精技術 (講義)
 (2) ウシ経腟採卵(OPU) (実習)
 (3) 検卵 (実習)

講 師
 平田 統一 准教授 (国立大学法人岩手大学農学部附属FSC御明神牧場)
参集範囲

 5名 (初級 / OPU未経験者可)
 (1) 九州・沖縄地域に在住または在職のウシ繁殖業務に携わっている獣医師
 (2) 受講希望者多数の場合は選考にて受講者を選定するものとする

応募期間

 令和4年10月7日 (金) 受付分まで

その他

 防疫上の注意等、詳しい内容等については、【開催要領】も併せてご参照ください。

 【申込用紙(Word)】


[4]酪農学園大学動物医療センター
【OPU-IVFによるウシ胚生産における技術者研修】
目 的

  畜近年急速に普及しつつある生体内卵子吸引−体外受精(OPU-IVF)によるウシ胚生産技術のさら
 なる普及を目的として、OPUの未経験者から実施者までを対象としたOPU及びIVFに対する知識と
 手技の習得を目標とする。
  受講者は講義によりOPU-IVFの理論と現状の普及状況を身につけ、と体生殖器を用いた実習によ
 り基本的な超音波診断装置による卵巣の観察、卵巣及びプローブの操作を習得し、さらに獣医師の
 うち希望者は生体で超音波診断装置によるOPU技術を実施することで、より深く技術の理論の習得
 を目指すものである。
  一方、その他の獣医師及び家畜人工授精師には採取した卵子の検索、体外成熟培養、体外受精及
 び体外培養の要点を中心として実習を行い、OPUをサポートする技術力の獲得を目標とする。ま
 た、研修会の中で日常業務における疑問点や繁殖に関連する新技術などへの要望についても対応す
 る。
  なお、新型コロナ感染症の影響で対面による研修が実施できない場合も考えられるため、ウェブ
 による遠隔講義・実習の形式も準備し、対面及びウェブによるハイブリッド開催とする。

開催日時
及び場所

 令和4年12月6日(火) 9:00〜17:00

場 所

 酪農学園大学動物医療センター

 (〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582番地)

内 容

 (1) OPU-IVFによる胚生産技術の理論と現状(講義)
 (2) と体生殖器を用いたOPU技術の習得(実習)
 (3) 生体からのOPUの実施方法(実習)
 (4) OPU後の体外受精関連技術(ビデオ視聴)

講 師
 今井  敬 教授 (酪農学園大学 農食環境学群 循環農学類 動物生殖工学研究室)
 杉浦 智親 助教 (酪農学園大学 獣医学群 獣医学類 動物生殖学ユニット)
参集範囲

 対面:5〜10名、遠隔:30名 (初級・中級)
 (1) 全国でウシ繁殖業務に携わっている獣医師・家畜人工授精師
 (2) 受講希望者多数の場合は選考にて受講者を選定するものとする

応募期間

 令和4年11月10日 (木) 受付分まで

その他

 防疫上の注意等、詳しい内容等については、【開催要領】も併せてご参照ください。

 【申込用紙(Word)】
 ※郵送した申込書に不備があり申し訳ございません。対面or遠隔のご希望をご記載ください。


[5]宮崎大学農学部附属住吉フィールド
【代謝プロファイルテストを活用した肉用牛の飼養管理技術】
目 的

  畜産農家の生産力強化、収益性向上のための技術(代謝プロファイルテストの分析データを基に
 適切な助言を農家に行える技術)について、現場で実践するための必要な知識、血液サンプルの分
 析データを解析でき、農家への経営改善に関する解説が行える技術者の育成を目指す。具体的に
 は、肉用牛の代謝プロファイルテストに関する講義を経て、事前に採血および測定してえられたデ
 ータを基に、バーンミーティングを行う。

開催日時
及び場所

 令和4年12月16日(金) 9:00〜17:00

場 所

 国立大学法人宮崎大学農学部附属住吉フィールド

 (〒880-0121 宮崎県宮崎市大字島之内10100-1)

内 容

 (1) 代謝プロファイルテストを活用した肉用牛の飼養管理技術の講義
 (2) 肉用牛の代謝プロファイルテストに関するバーンミーティング

講 師
 上松 瑞穂 氏 (宮崎県農業共済組合生産獣医療センター センター長)
参集範囲

 20名
 (1) 獣医師及び畜産技術者
 (2) 応募者多数の場合は選考にて受講生を選定するものとする

応募期間

 令和4年11月30日(水) 受付分まで

その他

 防疫上の注意等、詳しい内容等については、【開催要領】も併せてご参照ください。

 【申込用紙(Word)】
 ※郵送した申込書に不備があり申し訳ございません。対面or遠隔のご希望をご記載ください。


[6]国立大学法人岩手大学農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター 御明神牧場
【個体別型哺乳ロボットシステム研修会】
目 的

  畜産業において、子畜の損耗を防除し健全に発育させることが経営の基本となるが、子牛は、飼
 養環境や各種ストレス、疾病への耐性が低く、哺乳方法は子牛の育成における中核技術であり、個
 体別のより細やかな対応が求められる。近年普及した群飼型の哺乳ロボットは、哺乳の精密化に資
 するが、日本の多数である中小畜産経営体では同時期に出生する子畜数が限られており、群飼型哺
 乳ロボットの導入が難しく、子牛集団内での疾病の蔓延など課題も多くあった。最近開発された個
 体別型哺乳ロボットは、授乳部がレールに沿って移動し、個体別に飼養されている子牛ペンに適用
 でき、群飼型の欠点を克服できる。特に中小規模経畜産営においてこの技術を普及することは、子
 牛損耗の防止、畜産経営の健全化に資すると期待できる。
  そこで本研修会では、東北地域で先導的役割を担う生産者や畜産技術指導者を対象に、実際に黒
 毛和種子牛10頭超に対して個体別型哺乳ロボットを適用している岩手大学御明神牧場において、稼
 働状況を見学すると共に、ロボット導入コストや維持コスト、活用例など紹介して、個体別型哺乳
 ロボットを普及、指導する際の有用情報を提供する。

開催日時
及び場所

 令和5年1月12日(木) 9:30〜12:00

場 所

 国立大学法人岩手大学農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター御明神牧場

 (〒020-0581 岩手県岩手郡雫石町御明神大石野)

内 容

 (1) 個体別型哺乳ロボット活用の実際 (仮)
 (2) 個体別型哺乳ロボットの導入コスト、維持コストと活用例 (仮)

講 師
 安田  元 氏 (オリオン機械株式会社 酪農事業本部 課長)
 桃田 優子 氏 (国立大学法人岩手大学農学部 技術職員)
参集範囲

 10 名
 (1) 東北地域で個体別型哺乳ロボットを導入・普及指導しようとする者
 (2) 応募者多数の場合は選考にて受講生を選定するものとする

応募期間

 令和4年12月22日(木) 到着分まで
 ※郵送した応募期間より延長しています!

その他

 防疫上の注意等、詳しい内容等については、【開催要領】も併せてご参照ください。

 【申込用紙(Word)】


[7]国立大学法人岩手大学農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター 御明神牧場
【OPU-IVP技術研修会 −基本技術編−】
目 的

  昨今の飼料・肥料高騰など畜産・酪農を取り巻く情勢が厳しさを増す中で、生産力強化を図るた
 めには、繁殖性の向上、とりわけ胚移植用の牛胚供給数不足に対応することや、もって牛の品種改
 良を図ることが地域の課題となっている。
  そこて゛、本研修会て゛は、超音波ガイド生体内卵子回収-体外牛胚生産(OPU-IVP)技術を活
 用して、地域の課題を解決て゛きる畜産技術者を養成するため、黒毛和種およびホルスタイン種牛
 胚の生産、流通、移植に係わる地域の県職、農協、共済、開業等の獣医師を対象に、OPU-IVP技術
 を実際に体験・研修していただく。

開催日時
及び場所

 令和5年1月19日(木) 9:20〜16:30

場 所

 国立大学法人岩手大学農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター御明神牧場

 (〒020-0581 岩手県岩手郡雫石町御明神大石野)

内 容

 (1) 生産現場におけるOPU-IVPによるウシ胚生産と課題 (講義)
 (2) 食肉処理場由来子宮・卵巣からの卵子吸引・回収 (実習)
 (3) 生体由来卵子回収(OPU)(実習)
 (4) 検卵 (実習)

講 師
 平田 統一 氏 (国立大学法人岩手大学農学部附属FSC教育研究センター 准教授)
 濱野 晴三 氏 (一般社団法人 日本家畜人工授精師協会 事務局長)
参集範囲

 5 名 (初・中級)
 (1) OPU-IVP技術を畜産の生産現場で活用しようとする東北地域の獣医師
 (2) 応募者多数の場合は選考にて受講生を選定するものとする

応募期間

 令和4年12月26日(月) 到着分まで
 ※郵送した応募期間より延長しています!

その他

 防疫上の注意等、詳しい内容等については、【開催要領】も併せてご参照ください。

 【申込用紙(Word)】


[8]国立大学法人山口大学共同獣医学部
【OPUの基礎講習とMPTの新しいアプローチ研修会】
目 的

  畜産農家の生産力強化、収益性向上のための技術(牛経腟採卵(OPU)、体外受精胚作出のため
 の基本手技、代謝プロファイルテスト)を現場で実践するために必要な知識、基本的な手技につい
 て、講義実習を組み合わせながら基礎技術の習得を目指す。

開催日時
及び場所

 令和5年2月16日(木) 10:00〜 17日(金) 16:00

場 所

 国立大学法人山口大学 共同獣医学部

 (〒757-8515 山口県山口市吉田1677-1 TEL 083-933-5940)

内 容

 (1) OPU概論(講義)と実践(演習)
 (2) 体外受精胚作出に係る基本手技と卵子の取り扱い
 (3) 代謝プロファイルテストを用いた牛群評価(講義)と酸化ストレス度評価(演習)

講 師
 木 光博 氏 (国立大学法人山口大学 共同獣医学部 臨床獣医学講座 獣医繁殖学分野 教授)
 谷口 雅康 氏 (国立大学法人山口大学 共同獣医学部 准教授)
参集範囲

 5 名程度 (初級)
 (1) OPU-IVP技術を畜産の生産現場で活用しようとする中国四国地方の獣医師
 (2) 受講後アンケート(閉会式時)に必ずご回答いただける方
 (3) 応募者多数の場合は選考にて受講生を選定するものとする

応募期間

 令和5年2月1日(水) 到着分まで

応 募 先

 国立大学法人山口大学 共同獣医学部 獣医学科 獣医繁殖学 谷口雅康
 〒757-8515 山口県山口市吉田1677-1
 TEL 083-933-5940  E-mail ; masa0810(アット)yamaguchi-u.ac.jp
 ※問い合わせも上記へお願いいたします

その他

 防疫上の注意等、詳しい内容等については、【開催要領】も併せてご参照ください。

 【申込用紙(Word)】

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